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血糖値を下げてくれるインスリンとは

このページでお伝えしたいこと

     

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    糖尿病予備群と診断され、気をつけなくてはいけないのがホルモンの一種であるインスリンです。インスリンは胃と十二指腸の間にある、すい臓のランゲルハンス島という組織のβ細胞で作られる物質です。

    実は体内にはたくさんの役割を持つホルモンが分泌されるのですが、その中でも血糖値を下げるホルモンはインスリンだけしかないのです。そのためインスリンが分泌されなければ、血糖値は常に高い状態をキープしたままとなります。

    糖尿病の一歩手前である境界型糖尿病は、血糖値の高さが糖尿病ほどではないものの、通常の体よりも血糖値が高い数値であるため、インスリンは現在の症状にとって必要不可欠なホルモンという事を覚えておきましょう。

    では、なぜ体内の血糖値は上昇するのでしょうか。

    それは毎日、ご飯を食べたり何かを飲んだりと食べ物が体内に入る事で血液中に糖分が増えて上がります。体内の血糖値が上昇すると、β細胞が速やかにインスリンをすい臓から分泌し、血液中の血糖を増やさないように一生懸命に働きます。

    インスリンは食後、血液中に増えた血糖をそれぞれの役割へ変換したりと処理し、血糖値を調整してくれるのです。

     

    インスリンがブドウ糖をエネルギーへ

    ブドウ糖は私達が生きるために必要不可欠な栄養エネルギー源です。自動車に例えると“ガソリン”と同じで、体を動かしたりするための燃料となります。ブドウ糖がなければ動くことも考えることに影響を与えてしまうのです。

    食べることで糖分が体の中に入り、消化器官を通じ酵素によって、約8割りがブドウ糖、2割りが果糖とガラクトースの糖類に分解されます。

    分解されたブドウ糖などをインスリンによって、それぞれの糖類が体内でどんな働きをするべきかの指示を出す役割を行います。

    • 臓器細胞へブドウ糖を取り入れる
    • ブドウ糖からグリコーゲンへ合成するように促進

    糖類へ指示を出さずにいると、血液中にブドウ糖が増えてしまい高血糖となってしまいます。インスリンがブドウ糖へ働き方の指示をしっかり出すこと事で、臓器細胞へエネルギーとして利用したり脂肪として蓄積するなど、私達の体は健康体を保つ事が出来るのです。

    他にもインスリンはこんな働きがあります。

    • たんぱく質の合成
    • 細胞の増殖を促す
    • 脂肪組織で脂肪の合成を促進
    • 脂肪の分解を抑制

    インスリンが分泌されなければ、これら全て行われず臓器機能などが大変な事になってしまうのがわかりますね。

     

    血糖上昇からインスリンが働くまで

    血液中の血糖値がどのように増えるのか、普段の生活から体内で起こる事を順番に紹介したいと思います。

    【1】ご飯を食べる

    【2】食べ物から糖分を摂取したことで、血液中の血糖が増える。(血糖上昇)

    【3】すい臓のβ細胞からインスリンが分泌される。

    【4】インスリンがインスリン受容体と結合

    【5】ブドウ糖を臓器細胞へ取り込める

    【6】血糖値が下がる

    このような流れで、インスリンは血糖値を下げてくれます。インスリンが分泌され、インスリン受容体と結合しなければブドウ糖を臓器細胞へ取り込めず、血糖値は下がらないのです。

     

    血糖上昇の原因は、インスリンの働きと分泌量にあり

    血糖上昇の原因は、インスリンの働き方と分泌量によります。どちらか一方が悪くても血糖上昇してしまうことをご存知ですか?

    インスリンの分泌量が少ない

    インスリンの分泌量は、一日中同じ分泌される基礎分泌。毎食毎に分泌される追加分泌によって血糖上昇を抑えています。

    本来なら体内に糖分が入ってくると、すい臓のβ細胞によりインスリンが速やかに分泌されるのですが、高血糖の場合、追加分泌がされずインスリンの働きが弱くなってしまうのです。

    インスリンによって指示されなかったブドウ糖が、血液中に溶けて全身の細胞へ流れてしまいます。この残ったブドウ糖が血糖となり、残った分が多ければ多いほど血糖値が高くなるのです。

    例えば一人で仕事する時も、2人3人と人数が多ければ多いほど、早く仕事は終わりますよね。インスリンの働きも同じで、量が多ければ多いほど役割分担することが出来るので血糖上昇を防ぐことが出来るのです。

    インスリンの働きが悪い

    ブドウ糖が細胞の中へ入るためには、インスリン分泌量が多ければ良いとは限りません!細胞膜上にあるインスリン受容体へインスリンが結合する必要があるのです。

    例えばインスリンが鍵なら、インスリン受容体が鍵穴といえばわかりやすいですね。鍵があっても鍵穴がなければ、扉は開かないままなのでブドウ糖が細胞へ入り込むことは出来ません。

    つまりインスリンが分泌されても、インスリン受容体が機能しなければ血糖上昇が起こってしまうのです。インスリン受容体の数が減ってしまったりと、機能が低下する原因はいくつかあります。

    • 中性脂肪が溜まったこと
    • 運動不足
    • 暴飲暴食
    • ストレス
    • 加齢

    肥満体型がインスリンの働きを妨害する

    加齢と共に運動不足や食生活の乱れにより、肥満体型になる方も多いです。インスリンの働きが悪くなるのは「肥満」と大きく関係しています。

    肥満体型になると体内には“肥満細胞”が増えます。これまではエネルギーを蓄える細胞として知られていましたが、実は肥満細胞からは、善玉物質だけではなく様々な働きを持つホルモンが分泌されることがわかったのです。

    その一つが血糖値を上げる悪玉物質です。

    TNF-αやレジスチンなどのホルモンが分泌されることで、インスリンやインスリン受容体の働きを邪魔してしまいます。善玉物質ばかりと思われていましたが、脂肪細胞が増えすぎると悪玉物質が増えてしまい、高血糖キープしてしまい最悪、糖尿病へ進行させてしまう原因となってしまうのです。

    太りすぎは健康に悪い影響を与えると言われますので、適度な運動を取り入れたり食生活の見直しはとても大切なのです。

     

    まとめ

    インスリンの働き方について、いかがでしたか。

    糖尿病予備群なのでそれほど心配するほどではないと思われる方がたくさんいらっしゃいますが、インスリンが働かなければ体内でブドウ糖は血液に残ったままで高血糖の状態が続いてしまうのです。

    そしてインスリンとインスリン受容体が結びつかなければ、臓器細胞へブドウ糖を運ぶことが出来ず、エネルギー源として活動することが出来ません。

    この2つの働きを日頃から注意し活性化させ、予備群から健康体へ戻るように過ごしませんか。